愚者のエンドロール

犬はどこだにすっかりやられてしまい、シリーズ化されている古典部を読み進めようとシリーズ2作目を読んでみましたが、確かに上手くまとまっています。
制作途中で脚本家に続きを書けない事情が出来、暗礁に乗り上げてしまった映画の脚本の続きを製作する手助けをする話ですが、案をいくつも出し消去していきながら最後には主人公が解決するというありがちなパターンを取るだけでなく最後にもう一ひねり持ってくるのはさすがです。
まだ古典部シリーズは3作残っているので早めに読みたくもあり、もったいなくて読めなくもありと言う贅沢な悩み中です。