失踪症候群

症候群シリーズで三部作になっているらしいのですが、一番古い本作は新品では入手自体がなかなか難しいようで近所の図書館にあったのですが、閉架保管になっていました。
頻発する失踪事件の共通点やその内の一つの事件の裏に隠されていた真実。そして、捜査する側の4人の個性の豊かさや家族を含めた掘り下げ。全てが絡み合いながら一つの物語を紡ぐ様はお見事の一言です。
まだまだ裏がありそうな捜査側の面々の真実が明かされることを楽しみにしながら残り二作を読んでみたいと思います。