神様ゲーム

子供向けの作品という触れ込みなものの後味が非常に悪いということで評判だけは聞いていたのですが、確かにと言う感じです。
全ての真相を知るという神様と自称する少年が現れ、頻発している猫殺しの犯人や友人を殺した犯人を挙げそれぞれに報復を受けさせるのですが、その真相たるや一読しただけでは目を疑うこと請け合いです。
実際読み終わって少し放心した後細かい解説をしているサイトをいくつか見ましたが、やっぱりそう言う解釈になるんだなと納得はできますが、やはり後味は悪いです。
作者のインタビューを見ると編集の方の計算ずくでこういう作品になったとのこと。編集さんは良い意味でよっぽど底意地が悪いと思います。