くちづけ

宅間さんと言えばタイガー&ドラゴンの印象しかなかったのですが、東京セレソンデラックスの評判は聞いていたので先日の名古屋公演を見に行ってきましたが、最初から最後まで圧倒されました。
知的障害者の施設を扱った話ですが、それを取り巻く理解を持っている人たち、また一般的な感情を持つ人たちの書き分けがしっかりとされており、ラストも決してハッピーエンドではなく実際のデータを用いながら見るものに考えさせる終わり方となっています。
そしてそれを実現するだけの演技力も素晴らしいと思います。加藤貴子さんと言えば温泉に行こうのイメージが強かったのですが、知的障害者をしっかりと演じていましたし、元真中瞳東風万智子や朋友の伊藤高史が出ていたりして電波少年を少し思い出したり。
札幌の日程が今後はあるそうですが、まだ席に余裕があるそうなので、見に行けそうな方は行ってみてはどうでしょう。私の好きな歌手柴田淳さんもお勧めしてました。
2010年本公演「くちづけ」 - 東京セレソンデラックス