熊木杏里 2009 autumn Tour はなよりほかに 名古屋公演

今回は名古屋公演がラストだったため、セットリストなどを目にしないよう極力情報を仕入れないよう気をつけてきましたが、その甲斐があったと十分思えるほど充実したライブでした。
このツアーにあわせてコンディションを整えてきた感じも伺え、全ての曲をしっかりと聴かせてくれました。やはり生で聴くのは良いものです。
最新アルバムからの曲はもちろん、過去でいえばあなたに会いたい、最後の羅針盤、春の風、新しい私になって等。他にもアルバムに入っていないどこまでも、と言う曲などバリエーションも盛りだくさん。
細かい不満を言えば長い話をやるのであれば、以前歌ったことのある26歳のパートや現在の27歳の歌詞も入れて欲しかったとは思いますが。22歳の何もないから何かになりたいを聴いた後に26歳の今日の中で何かになりたいという歌詞を聴くとその後の成長物語を知っている観客としては胸にずんと来る物があるのですが。またのお楽しみということで。
ラストのバイバイで感極まって涙が止まらなくなり、歌が止まったのは生の感情に触れることができた気分で良かったです。
最後の観客全員でのスタンディングオベーション含め曲を聴くというよりもあんりこと共にあの空間を作り上げられて良かったと思います。
また今後も応援していきたいという想いを強くさせてくれるライブでした。