熊木杏里 SPRING TOUR 2009 〜花詞〜

先月の29日になりますが、熊木杏里さんのライブに行って来ました。
休日ということもあり、開演前の会場には結構な行列ができているなと思っていたのですが、実際に満員で大入袋がでたようで。人気が出てくるのは嬉しいものですが、人気が出すぎるのも嫌だなという複雑なファン心理があります。
ライブの出来は相変わらず素晴らしい内容。
全曲終わった後に降り返ってみると無錆以前の曲はやっていないことに気づきます(ヒトツ/フタツは時期的に見るとその頃の曲ではありますが)。
ことややっぱりなど恋愛系の曲が増えていることを考えるとその頃とは心境もずいぶん変化しているんだろうな、ということを伺い知ることができます。モウイチドでスタンディングを要求することも昔では考えられなかったことですし。
君という曲の存在を知らない人が結構多いみたいですが、カップリング収録のみでアルバムに入れられていない曲は知名度低いですね。遠笛やちょうちょ、冬の道などそういった曲もチェックしておいて損はないと思います。デビューのきっかけである時計も含め。晴れ人間はどういった扱いになっていくか読めませんが...
仕事で落ち込み、悩んでいた頃に無錆の頃の自分の内面に悩みながら作っていた曲に共感して聴き始めた自分としては少し複雑な気持ちがありますが、大事な部分は残したまま、良い方向に進んでいってほしいものです。