ダークナイト

駄目なモノは駄目、良いモノは良いと言い切る伊集院光がラジオでお勧めしていたのを聞いて今更ながら見てみましたが、これはスゴイの一言ですね。公開当時から評判になっていたのがよく分かります。
ジョーカー役のヒース・レジャーの演技はもちろん、単純にストーリーを追っていくだけでも十分に楽しめる映画です。その中で様々な葛藤に悩むバットマンの成長物語という見方も出来ますし、純粋にアクション、スリル物と見ても楽しめます。
いくらでも深読みしようと思えば出来るストーリーとそれをしっかりと形にした俳優の方々の演技。
伊集院光がラジオで紹介したきっかけとしてリスナーの方から単にこの映画は良いというメッセージではなく、この映画が産まれた時代に生きていて良かったというハガキが届いて見る気が起きたということを言っていましたが、まさにその言葉がぴったりな映画だと思います。
見ていないと人生を損している。そんな一言を言い切れる映画に出会えた気がします。