キャラメルボックス

芝居を見に行くことが好きで昔東京に住んでいた頃はよく行っていたものですが、愛知の実家に戻ってきてからは愛知で公演自体を行われることが少なく、見る機会が減ってきています。
そんな中、年に何回かのペースで来てくれるのがキャラメルボックス
演劇集団キャラメルボックス
所属する役者さんの中での知名度的には上川隆也が一番高いのでしょうが、それ以外の方も演技力は素晴らしく、毎回楽しみに見ております。
今回の公演は黒川智花ちゃんが客演として参加しており、そこも見所。舞台初挑戦ですが、頑張って主演を演じております。
少し気になったのが内容的に過去の作品のプロットを使っている感じがする所が多く見られたところ。
キャラメルボックスのどの作品にも共通する自分の感想として細部を見ると解決していない部分や突っ込みどころはあるものの後半のたたみかけ方が素晴らしく気づいたら泣かされる作品、と言う印象が強いのですが、今回は既視感の方が強く、最後のたたみかけでは泣けなかった、という感じ。
でも、十分面白い作品ですから今後の東京公演を見て損はないと思います。水曜どうでしょうの藤村Dが娘を持つ親の視点から見るとよく分かると言っていましたが、まだ未婚の自分と子を持つ親の視点ではまた思い入れが違ってくるのだろうなぁ、と思わされる今回の作品です。
親子の絆は素晴らしい。