M-1

終わってみると、NON STYLEの優勝は妥当かなという感じがします。
昨年オンバトのチャンピオンになりながらオンバト弁慶の感じは脱せなかったのですが、今年はレッドカーペットとかで見ていてもそれ用のネタをするのではなく、漫才の一部を抜き取っただけでも結構笑いを取っていたり(そういう意味ではパンクブーブーにも頑張って欲しかったんですが)。
事前予想で4分間の間に多くの笑いを取れるネタは強いため、ナイツではないかという予想がありましたが、こうして並べて見てみると細かいジャブを並べるナイツに比べて手数は劣るものの威力のあるストレートを数多く打ち込めばそれは勝つよな、と言う印象を受けました。
オードリーは敗者復活の勢いをそのまま持ち込んで引っかき回したのは良かったと思います。2本目もあの勢いがあれば優勝だと思いましたが、さすがに2本並べるのは難しいでしょうか。
上戸彩の司会の発表を最初見たときはなぜと思いましたが、終わった今もその疑問はぬぐえず。邪魔はしていないけど(笑い声は気になりましたが)、結局今田やナレーションが進行して存在価値が見えず。観客席にいる有名人が毎回存在価値は分かりませんが、上戸彩がお笑い好きというのは分かったので、あちらにいる分には問題ないのでしょうが。
さすがにマナカナは朝ドラで忙しい分今年はいなかったですね。
昨年の貫地谷さんのスケジュールを少し見たことがありますが、本当に正月3が日くらいしか休みがないようなスケジュールだったので。
決勝のメンバー見たときはそんなにキングコングを勝たせたいのかと思いましたが、さすがにあの内容ではどうにもやりようがないですね。練習しているんだろうなという気はしますが、プロがそれを前面に出すようではいけないと思います。痛々しかった。
そんなわけで昨年度チャンピオンになってしまいましたが、敗者復活からチャンピオンになった栄誉は陰ることのないサンドウィッチマンの本のリンクを貼ります。
デビューから昨年のM-1の裏側がそれぞれの視点から書かれており、決勝のネタ前に携帯を預けるのを忘れ、ずっとバイブが鳴りっ放しの中でネタをやっていたり、同じく決勝で一瞬とはいえ、ネタを忘れたりとか。今読んでみると昨年の興奮がよみがえってきます。