高橋典子さん

昨日は日本に進出したシルクドゥソレイユに関して書きましたが、今日は私がシルクドゥソレイユに興味を持つきっかけとなった高橋典子さんに関して。
バトントワラーの方なのですが、今はラスベガスのシルクドゥソレイユの劇場でパフォーマンスをしてらっしゃいます。
バトンの大会で何度も世界一になられたのですが、バトンの世界は世間的にはメジャーではないため、世界チャンピオンになってもバトンで食べていくためには厳しいものがあります。
そこで最初は映画の企画があり、シルクドゥソレイユに自分の演技のビデオを送ったのですが、その映画の企画はなしに。でも、それから時間が経ち忘れていた頃に連絡が来てショーに出るようになります。その後、ソロのパートを与えられ好評を博し、その時間も徐々に伸びている、という現在です。
ここまで書くとシルクはビデオで入れソロのパートも誰でもやってそうに見えますが、オーディションなしでビデオだけではいる人はほとんどいませんし、ソロのパートを与えられている人もほとんどいません。シルクドゥソレイユの方針にエースプレイヤーを作らないというのがあるのですが、そんな状況下で演じているソロパートなのです。
情熱大陸で見て初めて知った方ですが、今はwebで特集がされ、それをまとめた本も出ています。
高橋典子(バトントワラー) - 情熱大陸
魂の仕事人
ただ過ごしてきたから今があるのではなく常に懸命に過ごしてきたから今がある。
満足しない演技でもらう金メダルよりも自分を出し切った結果得られた銀メダルの方が素晴らしい。
世界一になりながらも苦労を重ね、その中でも常にベストを尽くし続け、今や世界的に認められるバトントワラーになった高橋さんだからこそ説得力を持つ言葉だと思います。
いつかはラスベガスに行き自分の目で見てみたいものです。